KODAWARI
伊藤手帳のこだわり
手帳に最適な
「糸かがり製本」
手で抑えなくても180°開くことのできる糸かがり製本は、ページを開いた状態で置いておくことも可能で文字を書く際にもストレスがなく、また丈夫で繰り返しの開閉にも強いため手帳に最適な綴じ方です。他の綴じ方に比べ手間と技術を必要としますが、弊社では手帳の使いやすさと耐久性を考え、すべての製品をこの「糸かがり製本」で仕上げています。
安心・便利な
「ワンストップサービス」
「手帳のことなら、伊藤手帳に任せれば大丈夫。」そんな、ご担当者様の頼れる存在であり続けるために。伊藤手帳では、手帳に関するどんなご相談にもお答えすることができるよう、すべての工程に責任と信頼を預かることが可能な「ワンストップサービス」にこだわっています。
「高精度の設備」と、
職人の「丁寧な手仕事」
繊細で正確な仕事が要求される手帳製造。機械化が進む中でも、「差し込み」や「箔押し」など、どうしても人の手でなければ品質が保てない工程も多くあります。
伊藤手帳の商品は、速く・正確なものづくりを担う最新の設備と、それを支える熟練の職人の手によって、一つひとつ心を込めて製造されています。
工場見取り図
工程1:断裁
印刷物を最初に大断ちする工程は、手帳の品質を決めるのにとても重要です。たった1ミリの誤差でも、その後の工程で見開きのカレンダーがずれてしまったり、罫線メモのページがずれてしまったりします。伊藤手帳では、経験豊富な職人が細心の注意を払って、最初断裁を行っています。
工程2:折り
見開きのカレンダー、罫線、路線図などを正確に、ずらさずに折ることは、手帳屋の腕の見せ所です。特に手帳で使用する紙は一般と比べて薄いので、より高度な技術が求められます。
工程3:丁合
16ページ分を一つの折りとした「折り丁」を1冊の順番に並べる工程です。乱丁、落丁が絶対に発生しないよう、検知器の導入はもちろんのこと、背丁(順番を確認するためのベタ印刷)の目視検品を入念に行っています。
工程4:糸かがり
180度パタッと開き、かつ長時間の使用に耐えられる丈夫さを保つために、伊藤手帳では耐久性に優れている糸かがり製本を採用しています。言わば、糸かがりは手帳製本の心臓にあたります。当社では、業界最先端の糸かがり機が2台フル稼働しています。
工程5:見返し・背固め・背巻き・ナンバリング
手帳の背に見返しを貼ってボンドで固め、背巻きの紙を背中にぴったりと貼り付ける作業は、手帳に耐久性を持たせるためにとても重要な作業です。ここにも手帳職人の技と伊藤手帳のノウハウが活きています。
工程6:断裁
3方(天・地・小口)の余分な部分を断裁して、1冊の手帳の形に仕上げます。印刷の字切れや、斜めに断裁されることのないよう、細心の注意が必要とされます。
工程7:リボンづけ
手帳の背にリボン(しおり紐)を付ける工程で、同時に2本付けることができます。一年間取れずに使用できるよう、背の接着部分には十分な強度が必要とされます。リボンの色も、表紙カバーの色に合わせるなど、お好きな色を選んでいただけます。